FE風花雪月オリジナル・サウンドトラック辛口レビュー

こんにちは、12記事目の投稿です。

今回は2/17に発売したファイアーエムブレム風花雪月オリジナル・サウンドトラック | INTELLIGENT SYSTEMS CO., LTD.のレビューです。

なお、タイトルにある通りだいぶ辛口レビューです。ご了承下さい。

自分語りから始まりますが、私は音楽ではゲームミュージックが最も好きなジャンルでサントラも収集しています。FEのサントラは聖戦、蒼炎暁、if、Echoes、無双、今回の風花雪月を購入しています。ファミコン、GBA作品はTSUTAYAでレンタルしました。歴代FEの音楽とも比較しながらレビューしようと思います。

が、

これらのサントラはほぼ廃盤しておりプレミア化しています。聖戦や封印・烈火などTSUTAYAで借りられるものもありますが、それ以外の蒼炎暁、覚醒、if、Echoesは中古で1万超えです。無双は豪華版特典なので非売品です。今のところDL版配信やAppleMusicなどのストリーミングに解禁されることもありません。

何が言いたいのかというと、風花雪月のサントラもプレミア化する未来が確定しています。迷ってたら今買いましょう。

ファイアーエムブレム風花雪月オリジナル・サウンドトラック(特典なし)

アーティスト:VARIOUS ARTISTS
発売日: 2021/02/17
メディア: CD

後ほどレビュー内で言及した歴代FE曲のYoutubeプレイリストを掲載する予定です。

※注意書き

無闇に貶す意味で辛口な感想を書いている訳ではありません。レビューは全て私の主観である事をご了承下さい。感想は十人十色です。

また、付属ブックレットの内容ネタバレを含みます。

総評

サウンドトラックを購入することのメリットは何よりも音が良いことです。Switchの音質では聞こえなかった音がかなりありました。

ゲーム内サントラに収録されている曲はほぼ揃っていますが、フレスベルグの少女OPサイズだけは無くフル版しかありませんでした。

ここからは個人的な意見ですが、風花雪月を何周かプレイしていてずっと思っていたことがありました。

フレスベルグの少女アレンジを乱用しすぎ

※以下、フレスベルグの少女アレンジをOPテーマアレンジと称します。

私の1周目は青獅子だったのでラストマップのBGMは「この世界の頂で」でした。ラストマップで満を持しての壮大なメインテーマアレンジ！燃えるシチュエーションに決まってる！

…決まってるのに……私の中のボブネミミッミが「もう見た」と言っていました。メインテーマでOPのボーカル曲アレンジがラストマップで盛り上がらない訳がないのにどうして......

本当にそれくらいOPテーマのフレーズが頻繁に使われています。それにしたって普通ここまで飽きるか...?と振り返ってみたところ、1つ致命的なところでOPテーマアレンジを使ってしまったことが原因ではないかと思いました。

その曲とは「フォドラの暁風」最初に聞くことになるバトルマップ曲です。

これだよ！！！原因これだよ！！！！！！！OPテーマアレンジっつーゲームミュージックでも切り札中の切り札をなんで最初に使っちまったんだよ！？？！？！？

多分フォドラの暁風が完全に違うフレーズで構成された曲であればここまで飽きなかったと思います...

ifではユラリユルレリでおなじみのメインテーマ「if～ひとり思う～」がOPテーマ「泉に歌う」、「その手が拓く未来は」で使われており、フレスベルグの少女とほぼ同じ立ち位置になっています。歌自体が特殊な効能を持っており、実際にアクアが劇中で歌ったりズンドコするシーンがあります。なんだったんだあのズンドコ...アレンジはラストマップで満を持して流れる「すべての路の果てに」でユラリユルレリから始まる激アツ演出です。

それと、プレイヤーが一番最初に聞くことになるバトルの曲っていうのはそれだけでオンリーワンな属性を持っているんですよね。例えばEchoesではアルム軍の「恐れを知らぬ白刃の」を終盤で「神に抗う者よ」で若干トーンを上げてアレンジしていて滅茶滅茶かっこよくなっています。

こんな感じで過去作では上手く使っていたOPテーマアレンジを本作では乱用ってレベルで使いまくってるんですよね...ブックレットによると